明治31年(1898)に竣工した測候所は、綺麗に修復されて博物館になりました。
台湾総督府は、台北、台中、台南、恒春と澎湖の五箇所に測候所を設けました。五箇所ともほぼ同じ建物だったと思われます。現在でも残っているのは台南だけだそうです。現在はビルに囲まれてしまい、観測するには不向きな場所になっていますが、建設当時は街外れで一番見晴らしの良い場所だったようです。昔は高い建物は何もなかったのでしょう、当時はここから安平港まで見渡せたとか。建物の乱立する今の風景からは想像も付きません。
現在は、古跡として美しく修繕され、気象博物館として余生を送っています。小さい建物で目立ちませんが、台南の古い建物が多くある地区にありますので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
http://south.cwb.gov.tw/
台灣南區氣象中心
(バーチャル博物館があり、測候所の中を歩くことができます)
臺南氣象博物館 中西區公園路21號
なんと言っても、日差しが強いので、帽子に日傘で下を向いて歩いてますので、、教えていただかないと、ずっと知らなかったと思います。
それで、思い出したのですが、誠品書店の台南店で、ずいぶん前ですが、全て違う台南周辺の古い建物の絵が書かれている、楕円形のトランプを販売していて、改めて見ますと、そのJ のハートにこの建物が載ってました。
簡単な説明もついていて、十八角形の建物で、中央のこの塔は、昔、胡椒管 と呼ばれていたとありました。
こちらを見せていただいてから、このトランプに載っている、日本時代に建てられた、建築物を私も行って見てみようかなという気になりました〜。
また、ぜひ素敵な建物教えてくださ〜い。
測候所だけに昔は一番高い建物だったとおもいますが、今では高い建物に囲まれてしまい目立ちませんから、気付かないのも当然なのではないかと思います。
塔は胡椒管と呼ばれていたのですか!
誰が呼び始めたのか分かりませんが、中々センスが良いですね。