台北駅周辺には大規模な地下街がいくつかあります。
完成した当初は、空き店舗が多くイマイチ活気が無かったのですが、近年は店舗も増えてきて賑わいを見せています。昨年末(2008年)に台北新世界という地下街を歩いていたときに、「自行車(自転車)道」と色分けされていたのを見つけて絶句しました。
えええ?最近の地下街は自転車で走っていいのですか!?
驚いていると更に時速30キロ制限の文字が…。
時速30キロというのは、かなり速いと思うのです。お店から出てきた人と確実に衝突すること間違いなし。
自転車道は歩行者と出会い頭に正面衝突しそうなところを、かなり無理のある角度で曲がり、
なんと、地下街の外れの人気の無いところで、サンタをめがけて進んだ状態で途切れていました。
これはいったいどういうこと?
自転車道を逆に進むと、自転車がありました。
単車新生活…。なるほど、そういうことでしたか。
終わることのない健康ブームから派生したのか、台湾は自転車がとても流行しています。(お値段が)高そうな自転車に乗って、颯爽と走る姿を地方などで良く見かけるようになりました。
夏は水分をこまめに取らないと脱水症状になりやすいほど暑い台湾で、(当然ですが)自分で漕がなくては進まない自転車というのは、ちょっと厳しい気がするのですが…。
自転車は厳しいので、私はオートバイで台湾各地を巡ってみたいものです。