台北から列車に揺られること40分、終点の基隆は台湾の海の玄関です。
駅を降りると潮の香りがして、港町に来たことを感じます。
基隆駅です。駅前は余り広くはありません。駅のすぐ前が港ですので、広場を広く取ることが出来なかったものと思われます。
駅を出て右手には國光客運のバス乗り場があります。運行本数は鉄道よりもずっと多いですので、
乗り物に拘らない方はバスの方が便利だと思います。
個人的には鉄道のほうが楽しいと思いますが…。
駅左手には、海港大樓というビルが建っています。1枚目の写真の左にも写っています。
この建物は昭和9年(1934)に建てられた港湾関係の合同庁舎だったそうです。5階建てのベージュ色の建物は、
華美な装飾は全くといって良いほどありません。しかし、ビルの正面入口の曲面の造りはとても美しく感じます。政府機関の建物らしく、
どっしりと構えていて風格が感じられますね。正に質実剛健という感じです。
建てられてから70年を経た現在も関税局として現役です。末永く現役で頑張って欲しいです。
http://www.klcg.gov.tw/
基隆市政府
http://keelung.customs.gov.tw/
基隆關税局
基隆
台北から鉄道利用で約40分
海港大樓 基隆市港西街6號
基隆駅から左手へ進みすぐ