2009年06月15日

林鳳營駅

大きい庇が特徴的な林鳳營駅正面

林鳳營駅は台南県にあります。区間車のみが停車する小さな駅です。
強い日差しを避ける為に、大きい庇を設けてあるのが特徴です。また、この駅の正面出入口には扉がありません。これは南国仕様の駅舎に見られる特徴の一つで、風通しを良くする為なのだそうです。


林鳳營駅 全景

現在残る林鳳營駅の駅舎は3つ隣の後壁駅と同じ昭和18年(1943)9月に完成しました。柱の構造や窓の形、駅の構造そのものが後壁駅と瓜二つです。二つの駅舎は同じ設計図で建築されたと思われます。駅舎などの鉄道施設は、時代によって規格がある程度決まっていました。日本でも地方に残る木造駅舎を見て、「懐かしい」と感じるのもその所為です。

林鳳營駅 待合室から出札

林鳳營駅の待合室と出札です。作り付けの長椅子が良い雰囲気ですね。

後壁駅と林鳳營駅は瓜二つ 

こちらは後壁駅の待合室と出札です。待合室の椅子が取り替えられていますが、基本的にはまったく同一の構造をしています。後壁駅は出札窓口の周囲は補修されておらず、建築当時に近いような気がします。

これらの駅は、本当に綺麗に使われています。いつまでも現役で頑張ってほしいものです。

林鳳營駅 台南縣六甲郷中社村

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posted by Sumi at 11:12| 台北 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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