台北駅から電車に揺られて約35分、郊外の街、鶯歌は陶磁器の街です。
駅は新しく、とても綺麗でした。
電車に揺られてと書きましたが、台湾には“電車”という種別があります。日本人は(電気で動かないので)
電車ではない気動車も機関車が牽引する客車列車も、みんな纏めて“電車”という人が殆どです。種別にするのはともかく、“電車でないものを電車”
と言う日本よりも台湾の使い方の方が正しい気がします。
駅を降りて右手に線路沿いに進みますと、陶器を扱うお店が並んでいます。
何故かお客さんは殆ど居ません。
線路沿いには古い建物も何棟か残っています。
鉄道のガードをくぐって更に進むと視界が開け、大きい駐車場に入る為の渋滞が起きていました。その先に陶瓷老街が見えてきます。なるほど、
重い陶器を買って鉄道やバスで帰るのは大変ですから皆さん車で来るわけです。道理で駅前の陶器屋さんが空いている訳です。
ここは駅前とは打って変わってとても賑わっています。
陶瓷老街は道路が歩行者専用になっていて、とても綺麗に整備されています。整備されすぎていて、老街というには少々綺麗過ぎる気がします。
陶瓷老街では、茶器をはじめ陶芸家の作品が数多く販売されています。
普段使いの食器なども数多く販売されていて、多くの買い物客は真剣な眼差しで選んでいます。
茶器セットでも買おうかと考えていたのですが、持ち帰るのが大変で泣く泣く断念。
結局、写真のように育ったら可愛いと思い、小さな植木鉢を購入しました。
電車に揺られて旅気分を楽しむのも良し、陶器を買い込むのもよし。
付近には陶瓷博物館などもあり、日帰り旅にはうってつけの
鶯歌 台北縣鶯歌鎭
台北駅から台鐵「電車」で約35分
陶瓷老街
鶯歌駅から徒歩約10分
焼き物市場というのがイングーでしょうね。
鶯歌の焼き物は普段使いの物が多いような気がしました。日本へ持ち帰る苦労を考えると、中々纏めて購入という訳にはいきませんね。
鶯歌の陶瓷老街は、あまり観光化されしすぎ、老
街の雰囲気がなくなっています。焼き物は、品質がよいものはとても高いすぎて、買う気はしません。
私たちは、色々と見回って、結局博物館の近くにある「陶作坊」という所で茶器を買いました。店の人によると、台北市内のデパートや東京にも店があるそうです。そこなら、納得なものが買えると思います。
お勧めを紹介して頂きありがとうございます。
陶作坊ですね。φ(..。)メモメモ