台北からバスに揺られて約1時間半、東シナ海に面する金山には珍しい温泉が湧き出しています。総督という名を冠した温泉に入ってきました。
台北を出発して40分ぐらい経つと、北部濱海公路に入ります。道路は海岸沿いを走るので、 お天気が良ければ素晴らしい景色を堪能できます。
金山のバス停から10分程歩くと、旧金山総督温泉はあります。
この温泉施設の建物はは昭和14年(1939)に建てられ、当時の台湾総督も訪れたそうです。戦後、長い間荒れ果てていたのですが、
数年前に温泉が新たに掘られ、建物も復元されて温泉施設として多くの人で賑わっています。
4階屋上の観海露天風呂(男性風呂)からの東シナ海の眺望です。
温泉には総督の入った「總督御池」をはじめ、2人用の貸切風呂や家族風呂などがありますが、やはり「観海露天風呂」をお勧めします。
台湾の温泉では水着着用が原則ですが、ここは日本式で水着は要りません。
肝心の泉質ですが、台湾唯一のハロゲン泉なのだそうです。
効能としては美肌効果があり、殺菌効果もあるそうです。
温泉は鉄分が含まれている為、赤茶色が薄く入っていて輝いています。その色から黄金泉とも言われているそうです。仄かに硫黄の香りがして、
舐めると塩分を感じます。短い時間の入浴でも体はポカポカです。
1階にはSPA冷泉もあり、大勢でも一人でも楽しめる施設となっています。
金山は廣安宮を中心に市街地が開けています。
老街も残る金包里街には商店や露店がひしめき合い、小さな街とは思えないほど賑やかです。
台北から日帰り温泉といえば北投が有名ですが、もう少し足を延ばせば雄大な海と温泉が楽しめます。
http://www.warmspring.com.tw/
舊金山總督温泉
http://0224082628.travel-web.com.tw/
金山温泉.舊金山總督温泉 (大台灣旅遊網)
舊金山總督温泉 台北縣金山郷豐漁村民生路196號
國道客運台北總站から國光客運バスで約1時間30分
基隆や淡水からのバスもあります
バス停から徒歩約10分
水着なしの温泉が一番です。
今度行ってみましょう。(^_-)-☆
どちらのバス停で降りられても総督温泉までの距離はほぼ同じぐらいのようですが、「金山」で下車された方が分かりやすいと思います。
次回、金山へ行くときには陽明山経由のバスに乗ってみたいと思っております。
どちらが早いのかな?