台湾で移動手段として欠かせないのが台鐵です。
高鐵(新幹線)の開業で台湾のかなりの部分が日帰り圏内となりましたが、台鐵の重要性は変わりません。鉄道に乗るときに欠かせないのが時刻表です。台湾の時刻表はちょっと日本人には見づらいものでした。しかし、台湾ではなく日本で、読みやすい台湾の時刻表が発売されています。
特に地方で鉄道を利用するときに、時刻表は欠かせません。乗り過ごしたら次が一時間後ということもあります。私も台湾の駅に行くと、まず時刻表を購入します。しかし、この台湾で購入する時刻表、使いにくいといっても言い過ぎではありません。対號列車(座席指定有の特急・急行)と非対號列車(所謂普通列車)と別々に掲載されている為、乗り継ぎを調べるのが大変でした。普通列車も掲載区間が短いので、ひとつの列車を何ページにもわたって調べなくてはなりませんでした。しかも、次のページが書かれていない為、ページをめくるのも一苦労でした。
しかし、この日式台湾時刻表は日本の時刻表と同様に、対號列車と非対號列車が一緒に掲載されています。その為、乗り継ぎがとても見やすいものとなっています。
更には、幹線と支線(写真では縦貫線と集集線)が一体表記になっています。これも中々見やすい仕上がりになっています。ページを跨る列車も次のページが記載され、至れり尽くせりです。高鐵やMRTの案内もあり、台湾中の鉄道はこの一冊あれば十分です。こういう時刻表が以前から欲しいと思っておりました。日本人旅行者には待望の台湾時刻表と言えるでしょう。
台湾旅行のお供に是非、一冊如何でしょうか。
この時刻表のお問い合わせこちらまで
http://nittetsuren.jp/
日本鉄道研究団体連合会