昭和20年、マニラにおいて台湾人兵士を救うために自らは命を絶った廣枝音右衛門氏の慰霊祭が、9月25日に苗栗県獅頭山勧化堂にて挙行されました。その慰霊祭に参列しました。
第6回 マニラ市街戦から受け継ぐ絆のバトン
第7回 遵法主義を超えた博愛精神(マニラ市街戦から受け継ぐ絆のバトン 続編)
LinkBiz台湾・廣枝音右衛門氏慰霊祭ツアーのご報告
廣枝氏については上記サイト「LinkBiz台湾」を御覧下さい。
かつては多くの戦友達と慰霊祭を行なっていましたが、現在では劉維添氏が唯一となってしまいました。劉氏からマニラ市街戦でのようすなど、貴重なお話をを伺うことが出来ました。
こうした台湾人(当時は日本人ですが)と日本人との話は台湾各地にあります。しかし、当時を知る世代の高齢化と共にどんどん埋もれて行ってしまうのが現状です。廣枝音右衛門氏の慰霊祭は毎年挙行されます。台湾と日本の繋がりを知る良い機会となりますので、是非、機会を作り参加してみては如何でしょうか。