新竹の街を歩いていると、目の前に昔の映写機の展示に行き当たりました。
年代物の映写機がずらりと並んで壮観です。
ここは新竹市立映像博物館として映画の歴史などを展示しています。
建物は昭和8年(1933)に映画館の有楽館として建てられました。台湾で最初に冷房が導入されたのがここだとか。上品な建物を観ると、当時は
“映画館に行く”ということが、とても特別な“ハレの出来事”であったと強く感じます。
その後、有楽館は国民大劇場として営業し、1991年にその役目を終えました。そして建物の歴史的価値が認められて、 2000年に映像博物館として新たな役目を与えられて現在に至っています。
http://www.hmim.org/hmim/
新竹市文化局影像博物館
新竹市立映像博物館 新竹市中正路65號
新竹駅から中正路を進み東門を超えたあたり 徒歩約6分
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