“縦貫線”と立派な名前が付いてはいますが、山線と違い海線を走る列車は1時間に1本あるかないかというローカル線となります。 香山駅から南へ3つ目、山線との分岐駅である竹南駅から海線に入って1つ目に談文駅はあります。
併走する道路から一段低いところに駅舎はあります。自動車では気が付かずに通り過ぎてしまうのではないでしょうか。道路が嵩上げされて、 駅舎が取り残されたという感じです。
駅舎は建築当時の原型をかなり忠実に残しているのではないかと思います。
周囲には人家も少なく、駅や駅周辺にも人が見当たりません。いるのは駅員さんだけ。そんな駅ですので、
待合室のベンチは細かい砂が吹き付けたようなザラザラの状態で、何ヶ月も座った人はいないようでした。あの状態では、
とても座ることが出来ません。
待合室の先には改札口がありますが、今は使われておらず、駅舎横の跨線橋を利用してホームへ行くようになっています。
駅舎は良い味をだしているので、もう少し綺麗してほしいかな。
縦貫線海線 談文駅 苗栗県造橋郷
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