雲林県にある斗南駅は日本時代の最後に竣工した駅です。
この駅は、明治36年(1903)に開業しました。現在の駅舎は昭和20年(1945)に竣工し、日本時代の最後に竣工した駅舎となっています。 寄棟屋根が美しく、60年以上経ったとは思えないほど綺麗に使われています。私が子供の頃、近所にあった国鉄の駅の外観は正にこういう感じでした。とても懐かしさを感じます。
駅舎内の天井は高く、広告類も殆どなく、とてもすっきりとしています。作り付けの長椅子が良い雰囲気を醸し出しています。日本では殆ど見られなくなりましたが、古い駅にはこういう椅子がありましたよね。
整備も行き届いていてとても清潔感のある駅でした。
斗南駅 雲林縣斗南鎭
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