台南市街で人通りも多い交差点に存在感を示しているのは、なんと廃墟となった百貨店でした。

この建物は、昭和7年(1932)に林百貨店として建てられました。設計者は梅澤捨次郎といい総督府専売局の建築技師だった方です。
現存する建物としては、新竹の専売局などが知られています。当時、林百貨店の周辺は台南銀座と呼ばれていたということで、賑やかな当時の姿が想像できますね。林百貨店はその中でも一番の施設だったのだと思います。
戦後、林百貨店は国民党に接収され、台湾塩業公司の施設として使用されてきました。現在では、廃墟になっていて周囲には柵がめぐらしてあり入ることは出来ません。一応、台南市政府のウェブサイトでは史跡として紹介されていますし、保存されていくとは思いますが、痛みも激しいので手遅れにならないようにしてほしいものです。
林百貨店 台南市忠義路二段63號
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お読み頂きありがとうございます。
台湾は日本よりも古い建物が残っているような気がします。特に台南には、日本時代の建物がかなり残っております。台湾で建築めぐりの旅などしては如何でしょう。歴史建築に興味のある方には楽しい旅になると思います。